söndag 15 juni 2014

初夏の遠足・皆様ありがとうございました!


先日行われました、初夏の遠足に参加してくださった、会員の方が当日の様子を書いてくださいました。遠足当日はたくさんの方が参加してくださり、とても楽しい一日となりました。皆様いろいろお手伝いしていただきありがとうございました。
 
「初夏の和風バーベキュー大会」  
「日本人プロサッカー選手野口亜弥さんによる子供サッカー教室」

私の世代は新人類と呼ばれていました。当時の若者は従来とは異なった感性や価値観、行動規範を持っていると思われそう呼ばれたのです。私たち60年代生まれの後は氷河期世代と呼ばれています。そしてその後にゆとり世代と続きます。彼らは堅実で安定した生活を求める傾向があり、流行に左右されず、無駄がなく実質性のあるものを選ぶという消費スタイルをもっている。ゆとり教育のイメージから、コミュニケーション能力が劣ると言われているそうです(宮木由貴子 (2011124),“親世代で見る「ゆとり世代」と「脱ゆとり世代」, 第一生命経済研究所. 2014525日閲覧)。日本を離れて12年、そのゆとり世代の描写が正しいのかどうか興味があります。そんな折ゆとり世代の一人の女性と出会う機会に恵まれました。野口亜弥さんです。彼女は現在プロサッカー選手としてリンシェーピンフットボールクラブに在籍しておられます。3歳の時からお兄さんの影響でサッカーを始められ高校時代は十文字高校サッカー部でキャプテンを務められました。筑波大学に進学しサッカー部キャプテンとして活躍。20105月より渡米。アメリカのセミプロフェッショナルリーグであるWリーグのNew York Magicでサッカーを続けながら、大学院でMBAを専攻し同大学のアシスタントコーチも務められています。201311月にはモブキャストカップにイギリスのチェルシーレイディースFCのゲストプレーヤーとして参加したという経歴の持ち主です。

初夏の恒例の遠足の企画者の一人がテレビで野口選手のことを知り、彼女をお招きしてサッカー教室とバーベキューのイベントが出来ないかと言う思いから今回の企画が始まりました。野口さんに連絡すると将来指導者の道も考えてるので是非という快いお返事を頂いたそうです。こうしていつもとは少し志向の違う遠足が518日(日曜日)に実現しました。総勢38人がノールショーピングの Vrinneviの森に出向きました。集合後すぐに野口選手による子供たちへのサッカー教室が始まりました。ウォーミングアップから始まり、ドリブル、パス練習そして練習試合へとレッスンは進みました。子供たちは経験のない者からサッカークラブに入っている者まで、年齢もまちまちでしたがそれぞれに合った練習をしてくださいました。練習試合が終わったらバーベキューが子供たちを待っていました。うどん大会でお馴染みのNさんの立てた今回のメニューは照り焼きバガー、照り焼きチキン、サラダ、焼きおにぎりと豚汁でした。とても美味しくお腹一杯になるまで頂きました。子供たちは焼きマシュマロで締めてましたよ。ごちそうさまでした!

帰りは野口選手とご一緒しました。リンショーピングまでの30分強の道のり、野口選手を独り占めしてたくさん話をさせて頂きました。サッカー人生は長くても30歳半ばサッカーを辞めたら何もないという人生を迎えたくないという思いで勉強の方も頑張ってきたそうです。博士号まで取りたいそうですよ。是非頑張って頂きたいですね。現在彼氏募集中だそうです。とっても前向きで堅実で地に足のついた方という印象を受けました。目的ないけどお金があるし海外流出が流行ってるから海外留学に取りあえず行ってみようという人が多かった我ら新人類世代とは全く違ったゆとり世代の野口亜弥選手でした。実質的で安定性を求めるゆとり世代。日本では否定的なイメージで報道されていますが前をしっかり見据え計画性を持った人生、よいではないですか。そうでした、いつの時代も若者は批判される者なのでした。帰り道、運転し慣れた道なはずなのに2回も道を間違ってしまいました。話したいからわざと間違えたのではないのです、話に夢中になりすぎて標識を見落としただけなのです。(^^;ゞイヤァ

野口選手、企画実行してくださった企画係りのみなさん、そして参加してくださった皆さん本当に有難うございました。とてもいい1日を過ごさせて頂きました。